吉田刃物株式会社
九佐吉 ZDP189黒文化包丁
九佐吉 ZDP189黒文化包丁
受取状況を読み込めませんでした
ステンレスで最高峰の硬度をほこるZDP189を刃芯にした吉田刃物のZDP189文化包丁です。
文化包丁は、両刃で刃の先端部を斜めに切り落としたような無骨な形状が特徴的な包丁です。
文化包丁と三徳包丁の違いはよく聞かれますが、両方とも一般的な家庭用の両刃包丁として使われています。形状として先端部分が角ばっているものが文化包丁、丸みがあるものが三徳包丁となっています。九州地方では、博多包丁や離島で使われている包丁によく見られる昔ながらの形となっています。
刃の方に少し重みがあり、その重さと切れ味でほとんど抵抗なく切れるので、肉や魚・野菜などの細胞を潰しにくく、鮮度を保ちながら素材の味を引き出すことができると人気です。柄(グリップ)は高級素材で丈夫な紫檀柄、持ちやすいシノギ柄となっています。(注:右利き用)
九州の野鍛冶として、長年の経験と熟練職人の手技によって、一本一本を丁寧に作り込んでいます。
【全長:320mm/重量:150g】
刃/長さ:190mm材質:ZDP複合鋼三層黒仕上げ
柄/長さ:125mm材質:紫檀柄シノギ付
<strong>【ZDP189 お取扱いに関して】</strong>
「刃物は災いを断ち切り、幸福を切り開く縁起物」として、古来より贈答品としても最適と重宝されております。 ステンレス鋼世界最高クラスの硬度を誇る特殊で希少な包丁となりますので、いくつか使用上の留意事項をお伝えできればと思います。 そのいくつかの点にご注意いただければ、「錆びに強く、切れ味が持続する」という素晴らしい特性を持ちますので、存分に堪能していただけると思います。
<strong>砥ぎに関して(個人差あり)</strong>
吉田刃物のZDP189の最大の特徴でもある『サブゼロ処理の上をいくクライオ処理』により、硬度67前後と、ステンレス鋼のなかでも最高クラスの硬度ですので、大変砥ぎにくくなっております。砥ぎ師泣かせの包丁です。研ぎに関しては、研ぎのプロに依頼されることをお勧めいたします。
ご家庭で研げない場合は、弊社にて研ぎを承っております。元払いにて送付いただければ、修理して着払いにて返送承ります。
<strong>刃先の仕様に関して</strong>
あまり薄く仕上げますと刃欠けの原因となりますので一般的なハマグリ刃までの仕立てにしております。非常に硬いので、骨や冷凍もの・かぼちゃなど硬いものを切ると刃こぼれの原因になりやすいのでお控えください。お刺身やお肉、お野菜など軟らかいものを切るのに適しており、繊維を潰さず切れて素材の味を十二分に引き出せて美味しく召し上がれると人気です。
<strong>ご使用に際して</strong>
包丁が届きましたら、初おろしはしっかりと食器用洗剤等で洗浄してからご使用くださいませ。
ステンレスの包丁は錆びにくいですが、まったく錆びない訳ではありません。
包丁の錆びは、切ったものに含まれる塩分や水気、酸などに空気が触れて酸化することで生じます。
錆びを防ぐには、これらの成分をこまめに取り除くことが重要です。調理作業が終わったら、お料理を食べる前に包丁とまな板だけでも洗うことをおすすめします。
特に、『黒打ち』仕様の黒皮の部分は汚れや水分を放置しておくと錆びが発生する可能性がありますので、ご了承くださいませ。
<strong>普段のお手入れ方法</strong>
1.包丁をまな板に押し付けてスポンジでこすります。
2.汚れと液体クレンザーを洗い落としたら、乾いた布で水気をよくふき取ります。
3.自然乾燥させ、水気をよく飛ばしましょう。
※熱湯をかけると殺菌効果があり、水分の蒸発も早くなります。
<strong>≪錆びた場合≫</strong>
液体クレンザーをつけたスポンジの硬い面でこするか、 錆び取り用の市販アイテムでこすると取れやすくなります。
食器洗い洗浄機や乾燥機などのご使用は商品の劣化につながりますので、お控えください。
非常に硬い鋼材ですので、いちょうの木など軟らかめの木のまな板でのご使用が適しています。
カッティングボードや、石の上など、硬いものの上で切るのは刃こぼれの原因となりますのでお控えください。
<strong>≪禁止事項≫</strong>
料理以外の危険な使用はしないでください。
鋭い刃になりますので、刃を触らないでください。
子供の手の届くところに置かないでください。
刃による怪我に関して当社では責任を負いかねます。包丁で手を切ったり落さないように十分気を付けてご使用ください。
Share

Collection
-
KYUSAKICHI GARDEN TOOLS
素材から仕上げまで国内で一貫生産。伝統的な鍛造技術と精密な仕上げによる、最高品質の園芸用ツールです。
-
尾崎人形
尾崎人形は佐賀県神埼市神埼町尾崎西分地区に伝わる素焼きの人形です。県内の陶磁器の中で最も古く言い伝えによれば、鎌倉時代中期、蒙古(モンゴル帝国)が襲来した元寇の際、捕虜となった蒙古軍の兵隊が人形を作って吹き鳴らし遠い祖国を偲んだのが始まりだと言われています。尾崎には焼き物作りに適した粘土質の土壌があり、やがて技術が地元民に伝わり、肥前尾崎焼として、瓦、火鉢、鉢物などが盛んに作られました。その傍らで作られていたのが尾崎人形です。一度は廃れましたが1990年(平成2年)に八谷至大さんが尾崎焼保存会を結成し尾崎人形のみが復活、その後現在の作り手である高柳政廣さんが型や窯を受け継ぎました。古くからある鳩笛(テテップウ)や長太郎をはじめ、佐賀県の県鳥であるカチガラスや特産品のムツゴロウ、干支をかたどったもの、最近では海外アーティストとのコラボなど、ユニークな作品作りを行なっています。